4月から始まるアースキャラバンの打ち合わせで、出張が多い。
先々週は鹿児島、西表、先週は沖縄、今週は滋賀、新潟、福岡。
アースキャラバンの講師陣はもちろんのこと、その地域の関係者や支援者も素敵な方々ばかり、キャラバンならではの貴重な出会いが多い。
中でも沖縄は印象的だった。
パートナーのまさやんは沖縄志向が強く、結婚したころはいつか沖縄に移住しようなんて話もあった。
僕にもとっても沖縄を含む東南アジアは、波長が合う心地よさがある。ルーツの一つを感じている。
(なぜ、鹿児島を南限と決め込み、沖縄に南下しなかったかはまた別に書こう)
学生時代(?)は沖縄にはしばしば訪れた。特に八重山が好きで、石垣、西表に何度か行った。
石垣島は品のないマンションや商業施設の乱立、リゾート施設の乱立、内地から大量移住者、島のキャパを越えた観光人工・・・
海水温上昇や外敵の氾濫で珊瑚の海はボロボロになり、地上の風景、人々のライフスタイルの変化におばぁは嘆いていた。
帰りの旅費がなく、石垣島でバイトをしては魚をついていたもんだが、それ自体が楽しく極まりなく、この時間が続けばいいと思った。
島のおばぁにも、移り住んだ人にも話が聞けて、観光地としての闇も、グローバル化の弊害も、自然環境の崩壊も聞いた、目にした。
でも、やっていたことは、目をつむり耳をふさぎ何かを消費し瞬間を楽しむ観光客とかわらなかったかもしれない。
その経験を熟すことができたからか、現状を捉える知識が増えたせいか・・・・久々に沖縄を訪れると見え方が違ってくる。
(ただ大人になっただけかもね)
沖縄が好きで、沖縄を訪ね、沖縄の魅力を知っているような気になっていたことが恥ずかしくなった。
当時は、近代化する石垣島を越えて、リゾート開発が進む西表の東側を越えて、更に渡し舟に乗って舟浮や更に山越えや海路で進む網取など行って、キャンプしながら魚を捕って遊んでいた。
葉っぱのテントは防水性が悪かったし、夜中に目が覚めるとヤドカリや舟虫がたくさん体の上を歩いていたり、潮に流され外海に消えかけたり・・・・・そんな思い出の西表を訪ねた。
西表はアースキャラバン2008の出発地点。浦内で紡糸・機織・染色の工房を営む石垣昭子さんを講師に染色や自然遊びの教室を行う。
石垣昭子さん、石垣金星さんのことはガイヤシンフォニー(地球交響曲)第5番に出演されているので、以前から知っていたというか、憧れていた。こんな素敵な仕事でご一緒できることは、嬉しい限りだ。
石垣昭子さんは、沖縄の伝統的な織物・芭蕉布の作り手である。戦前までは日常的に作られていたらしいが、今では生産者も少なく伝統文化財としての価値が高く、日常品ではなくなってしまった。
糸芭蕉という植物が糸の原料となる。沖縄では藪など至るところに自生している。
紅露工房では品質の高い糸を取るために、畑で育てた芭蕉を使っている。外側の硬い身は土に返し、内側の柔らかく肌理の細かい身を使う。さらに、ナイフで繊維質の皮を剥ぎ、スポンジ状の身と分ける。
その営みはファーストな現代の生活や、大量生産の工業の世界では、生み出すことのできない時間のしずく。職人の作る道具に魂を感じることがある。同じような意識の粋を感じた。
糸の紡ぎも、布の織りも、一つ一つの動きに想いが込められているかのように。
いただいたお昼ご飯は、目の前の田んぼで作ったお米のおにぎりと、庭になっている苦菜のサラダなどなど。大地に繋がった食卓に、幸せなひと時。(苦菜は、かなりのヒット!俺好みの味でした。)
深く地に足の着いた生き方を実践し、次世代につなげんと取り組まれている一方で、昭子さんは、若い頃に東京で暮らしたこともあるようで、グローバルな視点や経済とのバランス感覚がいいと思った。(竹富エコツーの代表もされている)
昭子さん、三線の奏者である夫の石垣金星さん(沖縄では金星さんの方が有名かも)、紅工房の皆さん、今回のプロジェクトを応援してくださる西表の地元の方々、本当に素敵な人たちでした。
土地との、人との、あのムード、あの時間との出会い、感謝です。
コメント (3)
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投稿者: すばる | 2008年4月 1日 07:57
日時: 2008年4月 1日 07:57
西表サイコー
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投稿者: subaru
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2008年4月 1日 08:09
日時: 2008年4月 1日 08:09
あああああ
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投稿者: subaru
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2008年4月 1日 08:30
日時: 2008年4月 1日 08:30